2009-02-21から1日間の記事一覧

諏訪春雄『日本人と遠近法』

日本の浮世絵はなぜ遠近法を持たなかったのか。諏訪春雄氏の『日本人と遠近法』(ちくま新書、1998年)は、日本の美術は中国やヨーロッパの影響以外の独自の遠近法を育まなかった反面、高階秀爾氏(『日本美術を見る眼』)が指摘したように、一定不変の視点…