2011-04-03から1日間の記事一覧

藤原暹著『江戸時代における「科学的自然観」の研究』(6)

第二章第二節第二項では、鶴峯戊申の天文究理学を考察しています。戊申の『天柱』や『究理或問』には古伝説をもって西洋説を解釈する傾向があり、志筑忠雄の『暦象新書』や青地林宗の『気海観瀾』からの「引力」「分子」「視動」「空気」等の科学言語と古訓…