シンポジウム「東日本大震災の検証と来るべき震災の備えへの提言――資料保存と救済のあり方から」

いわて高等教育コンソーシアム・大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業シンポジウム「東日本大震災の検証と来るべき震災の備えへの提言――資料保存と救済のあり方から」が平成25年3月16日(土)・17日(日)に盛岡市のホテルルイズで開催され…

パーシヴァル・ローエル著(菅原壽清訳・解説)『オカルト・ジャパン――外国人の見た御嶽行者と憑霊文化』

パーシヴァル・ローエル著(菅原壽清訳・解説)『オカルト・ジャパン――外国人の見た御嶽行者と憑霊文化』(岩田書院、2013年〔平成25年〕2月、第1刷400部発行)を恵贈戴きました。誠に有難うございました。 アメリカの天文学者としても知られ、明治16年から2…

『悠久』第130号 特集「天変地異・神仏と災害 Ⅱ」

「天変地異・神仏と災害 Ⅱ」を特集した『悠久』第130号(鶴岡八幡宮悠久事務局、平成25年2月25日発行)を発行所の株式会社おうふう編集部様より恵贈頂きました。誠に有難うございました。 地震、津波を古代から近世までの時間軸に添って纏めた129号に続く東…

今泉宜子『明治神宮――「伝統」を創った大プロジェクト』

今泉宜子氏(明治神宮国際神道文化研究所主任研究員)の『明治神宮――「伝統」を創った大プロジェクト』(新潮選書、2013年2月20日発行)を恵与戴きました。誠に有難うございました。 「文化に根ざしてきたと思われる「伝統」が、実は近代になってからの創造…

共存学フォーラム「震災復興と文化・自然・人のつながり〜岩手三陸・大槌の取り組みから〜」

國學院大學研究開発推進センターの共存学フォーラムが、2月17日(日)に國學院大學渋谷キャンパス常磐松ホールで開催されます。 伝統文化・歴史・自然に基づいた東北復興の可能性と復興に向けた具体的な取り組みについて、岩手県大槌町での事例を中心に経験…

公開シンポジウム「西洋作家の神道観」

明治神宮国際神道文化研究所の公開シンポジウム「西洋作家の神道観 ―日本人のアイデンティティーを求めて―」が平成25年(2013)2月9日(土)午後1時30分より、明治神宮参集殿で開催されます。本シンポジウムでは昨秋にフランス語による論文集を出版した平川…

小野善一郎『あなたを幸せにする 大祓詞』

小野善一郎氏(湯島天満宮権禰宜)より『あなたを幸せにする 大祓詞』(青林堂、平成25年1月8日発行、四六判上製、126頁)を御寄贈戴きました。誠に有り難うございます。 同書は2年ほど前に日本文化興隆財団で「大祓詞」講座を担当した際の手元メモを基にし…

第15回伝統文化セミナー「東日本大震災の復興と神社」

神社本庁主催の第15回伝統文化セミナー「東日本大震災の復興と神社」が11月6・7の両日に岩手県内の神社で開催され、在京のマスコミ関係者ら24名が参加したことが、『神社新報』に掲載されています(「神社本庁 岩手で「復興と神社」 マスコミ対象にセミナー」…

建部清庵生誕300年「江戸時代の病と医療」展

一関市博物館では、第19回企画展・建部清庵生誕300年「江戸時代の病と医療」展が、平成24年9月29日(土)より11月11日(日)まで開催中です。 一関藩医の建部清庵(1712〜1782)は名医として誉れ高かったばかりでなく、『民間備荒録』『備荒草木図』を著して…

菅原壽清編『木曽御嶽信仰とアジアの憑霊文化』

菅原壽清先生の古稀を記念する論文集『木曽御嶽信仰とアジアの憑霊文化』(岩田書院、2012年10月)が刊行となりました。菅原先生の古稀と記念出版まことにおめでとうございます。 目次は以下の通りです。 刊行によせて(佐々木宏幹) 木曽御嶽信仰研究の回顧…

公開学術シンポジウム 「帝都東京における神社境内と「公共空間」―明治神宮造営後の都市環境形成―」のお知らせ

公開学術シンポジウム「帝都東京における神社境内と「公共空間」―明治神宮造営後の都市環境形成―」が下記の通り10月20日(土)13時より明治神宮社務所講堂で開催されます。 ●開催趣旨: 神道史・宗教史・建築史・都市史・地域社会史・造園史・都市計画史など…

第29回東北地方民俗学合同研究会のお知らせ

第29回東北地方民俗学合同研究会が下記の通り開催されます。 期日・会場 平成24年11月23日(勤労感謝の日)、盛岡駅西口アイーナ8階812研修室プログラム 受付開始(12:45) 開会の辞(13:00) ○シンポジウム「震災から20ヶ月――民俗学は今何ができるのか」 基…

『東北の伝承切り紙 神を宿し神を招く』

千葉惣次・大屋孝雄『東北の伝承切り紙 神を宿し神を招く』(平凡社、2012年9月12日発行、B5変型判、128頁)が発行となりました。東北の27社寺の正月飾りを取材したもので、目次は次の通りです。 東北の伝承文化に寄せて(赤坂憲雄) オカザリの切り込み図 …

岩手民俗の会 平成24年度第1回研究発表会・総会

岩手民俗の会(代表=大石泰夫・盛岡大学教授、公式サイト=http://iwate-minzoku.jp/)の平成24年度第1回研究発表会・総会が7月14日(土)午後1時30分より岩手県立大学アイーナキャンパスで開催されました。 研究会では安田隼人氏(盛岡市都南歴史民俗資料…

公開シンポジウム「明治天皇とその時代」のお知らせ

明治天皇崩御百年、御生誕百六十年を記念した公開シンポジウム「明治天皇とその時代」が下記の通り開催されます。 講演「明治天皇とその時代」伊藤之雄氏(京都大学公共政策大学院教授) 講演「神道史から見た明治天皇」武田秀章氏(國學院大學神道文化学部…

岩手民俗の会 平成24年度第1回研究発表会のお知らせ

岩手民俗の会(代表=大石泰夫・盛岡大学教授)の平成24年度第1回研究発表会が、下記の通り開催されます。参加費は無料で、会員以外の方もご参加できます。 ◎日時 平成24年7月14日(土)13時30分〜16時30分頃 ◎場所 岩手県民情報センター(アイーナ)7階、…

W. G. アストン『神道』について(21)

第三章において「自然神と団体の中心人物とを祖先と呼ぶ」日本の疑似祖先崇拝の状況を扱った際には、次のように岡倉天心(覚三)『東洋の理想』やイギリスの哲学者エドワード・ケアードのギフォード講義『宗教の発展』に示唆を得た記述がみられます。 近頃出…

W. G. アストン『神道』について(20)

アストン『神道』が参照した同時代の日本関係の資料に、第三章の「天皇以外の人を崇むること」を述べた項における、ラフカディオ・ハーンの著述があります。 生ける天皇、崩御の天皇を神に崇むる場合ですら、外国思想の影響を疑ふ余地が沢山ある。天皇以外の…

W. G. アストン『神道』について(19)

第十四章「神道の衰頽、近世の諸流派」では「仏教の興隆」について「後世の神道は衰頽の歴史である。尤も神道に生気の絶えざるゆゑんは第一神道に接木した仏教の力である。支那の道徳、哲学の影響、特に近世に至っての影響が更に著しい。」(『日本神道論』…

W. G. アストン『神道』について(18)

第十三章「禁厭・卜占・霊感」では「まじなひ」について、「日本の辞書学者山田美妙は、まじなひは「神仏のすぐれた力の加護によつて、災難を除くこと」と言つて居るが、チツメルンの説と実質に於て一致して居る。…… Sir Alfred Lyall 及び I. G. Frazer は…

W. G. アストン『神道』について(17)

第十二章では、「儀式といふものは前二章で述べた崇拝の要素が或目的のために結合したものである。『延喜式』は、次に掲げる神道の或重大なる儀式に関する主要な典拠である。余は又此処で、Sir E. Satow 氏が亜細亜協会第七巻及び第九巻に発表せられた研究を…

W. G. アストン『神道』について(16)

第十一章では、神道の「道徳」について「道徳律の性質を備へたものは幾んど無い。……神道の聖書には直接に道徳を教へて居ない。毎年両度に行はれる大祓の祝詞の中にある罪名の中には、いはゆる十戒中の一戒をも含んでゐない。」(『日本神道論』、三〇二頁)…

W. G. アストン『神道』について(15)

第十章「崇拝〔Worship〕」では、「宗教的行為は、崇拝、宗教的制裁を有して居る限りについていふ道徳、儀式的清浄の三つを含む。」として、そのうちの「崇拝」ついて触れています。 「崇拝」という語は「人に対する尊敬礼譲と神に対する崇拝とに適用」し、…

W. G. アストン『神道』について(14)

第九章では、「神道はハーバート・スペンサーの言つた下の原理を説明してゐる。それは「社会進化の初の段階に於ては、人事と神事とに幾んど区別が無い」といふことである。天皇は最高の祭官でもあり、同時に帝王でもあつた。人事と宗教的儀式との間に明かな…

W. G. アストン『神道』について(13)

第八章では「人間神」を「個人を神として祀ること」(タケミナカタノ神、八幡、天満宮)、「団体の神」(日の女神補佐の神、中臣家の祖兒屋命、太玉、ウズメ、石凝姥命、豊玉、事代主、少彦名)、「人間的性質を抽象してこしらへた神」(塞の神、鬼、幸運の…

W. G. アストン『神道』について(12)

第七章「多神論――自然神」〔The Pantheon ― Nature Deities〕では、「日の女神」〔The Sun-Goddess〕が「神道中最も尊い神」であり、なぜなら、 太古の日本人は甚だ不十分な又きれぎれな風俗の中に、且つ彼等が直接に影響を受けつつある物理的現象の中に、殆…

W. G. アストン『神道』について(11)

第六章では「日本の神話」について、「日本の古い神話の観念を十分得るには、記事が固より重複、矛盾、曖昧なことを含んではゐるが、記紀旧事記の直接研究を外にしては決して得られないのである。」(『日本神道論』、一一一頁)と述べた上で、「日本の混沌…

W. G. アストン『神道』について(10)

第五章「神話」では、宗教的神話を研究する意義について、「神話は比喩から発達したものであるが、その比喩の如く、真実でないものによつて真実を暗示するものであつて、宗教的教育に必要なものであることは既に承認せられて居る。言語の幼稚な時代には、霊…

W. G. アストン『神道』について(9)

第四章「総論――神の職分〔functions〕」では、神道の神への祈りについて次のように観察しています。 自然神は其の固有の自然の職分にのみ拘はつてをることが稀である。神道では神が人間を保護する傾向がますます生じて来ることを示してをる。古神道の中にさ…

W. G. アストン『神道』について(8)

第三章「総論――人を神にすること」では、「人間を神にすることが神道に於て重要な事であることは、西洋の学者からも、近世の日本人からも誇大に説かれた。……実際神道は宗教的思想の二大潮流の中、第一の方〔自然崇拝〕よりも、第二の方〔人間崇拝〕から発し…