シンポジウム「明治天皇の皇后とその時代――『昭憲皇太后実録』を読み解く」

明治神宮国際神道文化研究所主催のシンポジウム「明治天皇の皇后とその時代――『昭憲皇太后実録』を読み解く」が、5月24日(土)午後1時〜午後3時40分、明治神宮社務所講堂(渋谷区代々木神園町1-1、明治神宮境内)で開催されます(定員100名、参加費無料)。…

『塩飽諸島・高見島の人生儀礼』

玉川大学リベラルアーツ学部(八木橋ゼミ)八木橋伸浩・荒一能編『塩飽諸島・高見島の人生儀礼――香川県仲多度郡多度津町高見』(玉川大学リベラルアーツ学部、2014年3月30日発行、A4判、本文53頁)を、八木橋伸浩先生より4月26日開催の日本民俗学会第66回年…

『昭憲皇太后実録』

明治神宮監修『昭憲皇太后実録』全3冊(吉川弘文館発行)を恵贈いただきました。お心遣いに感謝申し上げます。 昭憲皇太后百年祭を記念して、宮内庁編纂の「昭憲皇太后実録」を、明治神宮が公刊委員会(委員長・宮崎重廣権宮司)を設置して刊行した「実録」…

映画「波あとの明かし」

岩手県宮古市出身で京都在住の写真家・坂下清さんが、宮古に伝わる風習「松明かし」をテーマにしたドキュメンタリー映画を制作しました。 日本学研究会宛にお送り下さったチラシの添書によると、民俗学者の柳田國男はそれを「門火」、「辻火」と記し、映画本…

『明治天皇御年譜 改訂版』

明治神宮社務所より『明治天皇御年譜 改訂版』(阪本是丸監修、明治神宮国際文化研究所編、明治神宮発行、平成25年7月30日、B5判上製、箱入、140頁)を御寄贈戴きました。厚く御礼申し上げます。 昨年が御祭神・明治天皇百年祭にあたり、五十年祭を記念して…

齊藤壽胤『気吹舎篤胤随感録』

「各県民俗学の始まりと今」をテーマに11月16日(土)に東北大学片平さくらホールで開催された第30回東北地方民俗学合同研究会の懇親会場にて、報告者の一人であった齊藤壽胤先生より『気吹舎篤胤随感録』(彌高叢書第11輯、彌高神社・平田篤胤佐藤信淵研究…

中西正幸「神宮遷宮史の諸相」

中西正幸先生の「神宮遷宮史の諸相」(『神道宗教』第229号、平成25年1月、1〜20頁)は、1300年に及ぶ遷宮の歴史を第1期:初回(持統4年・690、同6年・692)〜20回(天喜5年・1057、康平2年・1057)、第2期:21回(承保3年・1076、承暦2年・1078)〜40回(寛…

岩手民俗の会「平成25年度第1回研究発表会」お知らせ

平成25年度「岩手民俗の会」第1回研究会が7月20日(土)13時より、もりおか歴史文化館で開催されます。 ◎日時 平成25年7月20日(土)13時より ◎場所 もりおか歴史文化館 1階研修室(盛岡城趾公園〔岩手公園〕内) ◎内容 《研究発表》 「早池峰岳神楽の継承と…

公開シンポジウム「神社の造営と祭祀―伊勢と出雲―」お知らせ

平成25年度公開シンポジウム「神社の造営と祭祀―伊勢と出雲―」が7月6日(土)13時30分より國學院大學常磐松ホールで開催されます。 日程 平成25年7月6日(土) 13時30分〜 会場 國學院大學学術メディアセンター1階常磐松ホール 主催 明治聖徳記念学会 共催 …

住家正芳「ナショナリズムはなぜ宗教を必要とするのか」と佐藤一伯「明治期イギリス人の神道論に関する一考察」

住家正芳氏の論文「ナショナリズムはなぜ宗教を必要とするのか――加藤玄智と梁啓超における社会進化論」(『宗教研究』第376号、2013年6月、1〜25頁)を拝読し、加藤玄智、ハーバート・スペンサーといった人物に言及している点が、拙稿「明治期イギリス人の神…

照沼好文先生追悼

照沼好文先生(86歳)が去る5月18日御逝去のことを、照沼輶文様より御葉書にてお知らせ戴きました。誠に有難うございました。 照沼先生の御逝去を悼み、ご生前に賜りました学恩の数々に感謝を申し上げます。 照沼先生と直接お目にかかる機会はありませんでし…

長沼友兄「懲矯院構想から感化院構想へ―感化事業をめぐる明治初期の動向と展開―」

長沼友兄先生(長谷川仏教文化研究所)より論文「懲矯院構想から感化院構想へ―感化事業をめぐる明治初期の動向と展開―」(『東京社会福祉史研究』第7号、2013年5月 抜刷)を恵与戴きました。誠に有難うございました。 長沼先生はかねてより明治期の児童福祉…

小形利彦『山形県初代県令三島通庸とその周辺』

小形利彦先生(日本大学通信教育部講師、元日本大学山形高等学校・中学校教頭)より『〜来形一四〇年〜山形県初代県令三島通庸とその周辺』(山形:株式会社大風印刷・出版、2013年4月5日発行)を寄贈戴きました。誠に有り難うございました。 巻頭グラビアに…

民俗芸能講演会「若い世代に伝えるもの〜暮らしの中の民俗芸能〜」(続)

矢巾町伝統文化活性化実行委員会主催の民俗芸能講演会「若い世代に伝えるもの―暮らしの中の民俗芸能―」に参加しました。 講師の大石泰夫・盛岡大学教授は、東日本大震災後、被災者の心の支えとなった民俗芸能は、行政区画ではない信仰圏というべき〈地域〉の…

民俗芸能講演会「若い世代に伝えるもの〜暮らしの中の民俗芸能〜」

矢巾町伝統文化活性化実行委員会では、3月20日(水・祝)午後1時30分から、矢巾町公民館3.4研修室において、盛岡大学教授・大石泰夫氏を講師に迎え民俗芸能講演会「若い世代に伝えるもの〜暮らしの中の民俗芸能〜」を開催します。 日常生活における…

藤田大誠編『帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究』

平成22〜24年度 科学研究費補助金(基盤研究(C))研究課題番号:22520063 研究成果報告書『帝都東京における神社境内と「公共空間」に関する基礎的研究』(平成25年2月28日、研究代表者(國學院大學人間開発学部准教授)藤田大誠編集・制作・発行、315頁、UR…

シンポジウム「東日本大震災の検証と来るべき震災の備えへの提言――資料保存と救済のあり方から」

いわて高等教育コンソーシアム・大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業シンポジウム「東日本大震災の検証と来るべき震災の備えへの提言――資料保存と救済のあり方から」が平成25年3月16日(土)・17日(日)に盛岡市のホテルルイズで開催され…

パーシヴァル・ローエル著(菅原壽清訳・解説)『オカルト・ジャパン――外国人の見た御嶽行者と憑霊文化』

パーシヴァル・ローエル著(菅原壽清訳・解説)『オカルト・ジャパン――外国人の見た御嶽行者と憑霊文化』(岩田書院、2013年〔平成25年〕2月、第1刷400部発行)を恵贈戴きました。誠に有難うございました。 アメリカの天文学者としても知られ、明治16年から2…

『悠久』第130号 特集「天変地異・神仏と災害 Ⅱ」

「天変地異・神仏と災害 Ⅱ」を特集した『悠久』第130号(鶴岡八幡宮悠久事務局、平成25年2月25日発行)を発行所の株式会社おうふう編集部様より恵贈頂きました。誠に有難うございました。 地震、津波を古代から近世までの時間軸に添って纏めた129号に続く東…

今泉宜子『明治神宮――「伝統」を創った大プロジェクト』

今泉宜子氏(明治神宮国際神道文化研究所主任研究員)の『明治神宮――「伝統」を創った大プロジェクト』(新潮選書、2013年2月20日発行)を恵与戴きました。誠に有難うございました。 「文化に根ざしてきたと思われる「伝統」が、実は近代になってからの創造…

共存学フォーラム「震災復興と文化・自然・人のつながり〜岩手三陸・大槌の取り組みから〜」

國學院大學研究開発推進センターの共存学フォーラムが、2月17日(日)に國學院大學渋谷キャンパス常磐松ホールで開催されます。 伝統文化・歴史・自然に基づいた東北復興の可能性と復興に向けた具体的な取り組みについて、岩手県大槌町での事例を中心に経験…

公開シンポジウム「西洋作家の神道観」

明治神宮国際神道文化研究所の公開シンポジウム「西洋作家の神道観 ―日本人のアイデンティティーを求めて―」が平成25年(2013)2月9日(土)午後1時30分より、明治神宮参集殿で開催されます。本シンポジウムでは昨秋にフランス語による論文集を出版した平川…

小野善一郎『あなたを幸せにする 大祓詞』

小野善一郎氏(湯島天満宮権禰宜)より『あなたを幸せにする 大祓詞』(青林堂、平成25年1月8日発行、四六判上製、126頁)を御寄贈戴きました。誠に有り難うございます。 同書は2年ほど前に日本文化興隆財団で「大祓詞」講座を担当した際の手元メモを基にし…

第15回伝統文化セミナー「東日本大震災の復興と神社」

神社本庁主催の第15回伝統文化セミナー「東日本大震災の復興と神社」が11月6・7の両日に岩手県内の神社で開催され、在京のマスコミ関係者ら24名が参加したことが、『神社新報』に掲載されています(「神社本庁 岩手で「復興と神社」 マスコミ対象にセミナー」…

建部清庵生誕300年「江戸時代の病と医療」展

一関市博物館では、第19回企画展・建部清庵生誕300年「江戸時代の病と医療」展が、平成24年9月29日(土)より11月11日(日)まで開催中です。 一関藩医の建部清庵(1712〜1782)は名医として誉れ高かったばかりでなく、『民間備荒録』『備荒草木図』を著して…

菅原壽清編『木曽御嶽信仰とアジアの憑霊文化』

菅原壽清先生の古稀を記念する論文集『木曽御嶽信仰とアジアの憑霊文化』(岩田書院、2012年10月)が刊行となりました。菅原先生の古稀と記念出版まことにおめでとうございます。 目次は以下の通りです。 刊行によせて(佐々木宏幹) 木曽御嶽信仰研究の回顧…

公開学術シンポジウム 「帝都東京における神社境内と「公共空間」―明治神宮造営後の都市環境形成―」のお知らせ

公開学術シンポジウム「帝都東京における神社境内と「公共空間」―明治神宮造営後の都市環境形成―」が下記の通り10月20日(土)13時より明治神宮社務所講堂で開催されます。 ●開催趣旨: 神道史・宗教史・建築史・都市史・地域社会史・造園史・都市計画史など…

第29回東北地方民俗学合同研究会のお知らせ

第29回東北地方民俗学合同研究会が下記の通り開催されます。 期日・会場 平成24年11月23日(勤労感謝の日)、盛岡駅西口アイーナ8階812研修室プログラム 受付開始(12:45) 開会の辞(13:00) ○シンポジウム「震災から20ヶ月――民俗学は今何ができるのか」 基…

『東北の伝承切り紙 神を宿し神を招く』

千葉惣次・大屋孝雄『東北の伝承切り紙 神を宿し神を招く』(平凡社、2012年9月12日発行、B5変型判、128頁)が発行となりました。東北の27社寺の正月飾りを取材したもので、目次は次の通りです。 東北の伝承文化に寄せて(赤坂憲雄) オカザリの切り込み図 …

岩手民俗の会 平成24年度第1回研究発表会・総会

岩手民俗の会(代表=大石泰夫・盛岡大学教授、公式サイト=http://iwate-minzoku.jp/)の平成24年度第1回研究発表会・総会が7月14日(土)午後1時30分より岩手県立大学アイーナキャンパスで開催されました。 研究会では安田隼人氏(盛岡市都南歴史民俗資料…