藤原先生近況2008.11(2)

11月5日 木山孝子さんより封書。「源氏物語千年記念式典」(京都国際会館)参加を兼ねて平家物語の会の方々と秋の京都を旅行していたとの事。諸資料や記念切手も同封されている長文のお手紙であった。さぞや京都の味をも堪能された事であろうと思ったが、なかなか時間的な制限や人々との交際もあって…とあった。
小山の早野俊明先生から近稿別刷りと手紙が送られて来た。法科大学院の先生も大変らしい。法科大学院の構想が出て来た時から当然予想されていた問題がこの所山積して来た。安易にそれに飛びついた関係者たち…予想された状況が深刻化して来て文科省は改編や縮小が出て来た。一体、何を基準に法科大学院を認可したのか。日本の高等教育を何と考えているのか。アメリカ・モデル追従だけの問題ではないのでは。時あたかもオバマ大統領当選演説が放映(NHK・PM2:00)されている。アメリカ自体が自ら大きく変わる。新・ニューディールに向かっているのだ。日本も間違ってはならない。日本の大学の若手の先生に骨のある先生はいるのか。昔日から早野先生には一目おいて将来を嘱望してきた。彼の東京出張の折りには是非ダベリ会を持ち、ニュー・フジワラファミリーの連中と旧交をあたためたいものである。