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シンポジウム「近代日本における慰霊・追悼・顕彰の〈場〉」

 國學院大學研究開発推進センター研究事業「慰霊と招魂の系譜に関する基礎的研究」、「慰霊と追悼研究会」シンポジウム「近代日本における慰霊・追悼・顕彰の〈場〉――戦死者と地域社会」が2月14日(土)、國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター(AMC)棟常磐松ホールで開催されました。発題は菅浩二氏(國學院大學研究開発推進機構助教)「戦死者祭祀の場としての「神社」――栃木県と台湾の事例を中心に」、本康宏史氏(石川県立歴史博物館学芸専門員)「軍都の「慰霊空間」と国民統合――石川県の事例を中心に」、羽賀祥二氏(名古屋大学大学院文学研究科教授)「戦争・災害の死者の〈慰霊〉〈供養〉――1890年代の東海地域を中心として」。コメンテーターは高木博志氏(京都大学人文科学研究所准教授)、大原康男氏(國學院大學神道文化学部教授)。司会は藤田大誠氏(國學院大學研究開発推進機構助教)。13時から6時間近くに及ぶシンポジウム、さらにその後の懇親会と長丁場の催事でしたが、著名な研究者や学生など多くの聴衆が参加し、登壇の先生方のみならずフロアからの議論も有意義なものでした。日清戦争以降、昭和戦前期までを焦点にしたシンポジウムでしたが、災害による「大量死時代への社会的対応」(羽賀)という問題意識は重要と思いました。他にも学ぶところが多く、先生方そして企画・準備に尽瘁された研究開発推進センター関係者に感謝いたします。