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刑部芳則「鹿鳴館時代の女子華族と洋装化」「まぼろしの大蔵省印刷局肖像写真」

 刑部芳則氏(中央大学大学院)より先月、「鹿鳴館時代の女子華族と洋装化」(『風俗史学』37号、2007年3月)と「まぼろしの大蔵省印刷局肖像写真--明治天皇への献上写真を中心に」(『中央大学大学院研究年報・文学研究科』38号、2009年2月)の論文抜刷を恵贈いただきました。前者は7年の歳月を費やした力作で、女子の服装をめぐって女子華族の役割や伊藤博文の女子服制改革、皇后の洋服着用、洋式学生服などについて論じています。後者も山県有朋の肖像写真に着目し、構想より10年を費やした好論です。刑部氏は近代日本の服制を中心に素晴らしい研究成果を積み重ねており、近い将来の博士論文の大成功を信じてやまない次第です。