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賢治に学ぼう―岩手大学七友会30周年「震災復興祈念」討論会


 岩手大学人文社会科学部同窓会「七友会」設立30周年記念記念事業「震災からの復興祈念交流会」が、7月2日(土)に盛岡市で開催されました。
 14時よりマリオス(盛岡地域交流センター)18階の会議室で行われた討論会「震災への支援として学部・同窓会は何ができるのか」には、学部・同窓会より約30名が参加。1期卒の佐原和典同窓会長、人文社会科学部の牧陽之助学部長が挨拶の後、7期の足立慎吾氏の司会により、7期の吉田真二氏、6期の佐藤伸樹氏、人間科学課程の五味壮平准教授、環境科学課程の西崎滋教授より報告があり、休憩後にはフロアからも活発な意見が寄せられました。
 このうち、西崎教授は学部・同窓会がすべき支援として、災害復興を担う人材養成のための教育プログラムや修学の財政援助、専門性を活かした復興支援プロジェクト、ボランティア活動を提案しました。また五味准教授は同窓生のつながりを強化するためのネットワークづくりの大切さを強調しました。両先生の助言を総合することで、学部・同窓会の共同事業の方向性が示されていくのではないかと、拝聴しながら思いました。今後、七友会設立30周年のページ(http://jinsya.com/)で同窓会のSNSを案内し、ネットワークを強化していくとのことです。2時間に及ぶ討論会の最後に、遠野在住の1期生の先輩が農学や文学など多彩な側面があった宮沢賢治に学び、人文社会科学部の多様性を活かして欲しいと提唱したのが印象的でした。
 17時からはホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで交流会が行われ、退官の先生、現職の先生、同窓生、在学生、約130名が参加しました。所用で早々に中座しましたが、エスカレーターで深澤秀男名誉教授と昨年の藤原暹先生を記念する日本学の集い以来、1年ぶりにお目にかかり、ご挨拶することができました。
 1期卒でも50代前半という同窓会の若々しさと可能性について期待を寄せつつ、準備にあたられた役員先生方や出席者の多い9期までの先輩方に、今回11期生で唯一参加の後輩として改めて敬意を表しました。
(写真はマリオス20階展望台からの岩手山