シンポジウム「東日本大震災の検証と来るべき震災の備えへの提言――資料保存と救済のあり方から」


いわて高等教育コンソーシアム・大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業シンポジウム「東日本大震災の検証と来るべき震災の備えへの提言――資料保存と救済のあり方から」が平成25年3月16日(土)・17日(日)に盛岡市のホテルルイズで開催されます。
 東日本大震災から2年が経過しようとしています。被災地では未曾有の大震災から日常を取り戻すべく日々力を尽くし、そして日本各地から復旧復興に向けた様々な支援の手が差し伸べられています。
 本シンポジウムは、岩手県内にある高等教育機関の立場から震災後に行われたさまざまな救援活動を検証して、今後起こりうる同様の震災によって失われる可能性がある資料を保存・救済するシステムを恒常的に構築するための提言を行おうとするものです。

■日程
第1部:平成25年3月16日(土)13:00〜17:50
第2部:平成25年3月17日(日) 9:30〜12:30
第3部:平成25年3月17日(日)13:30〜16:05

■内容
○平成25年3月16日
第1部「文化財・資料」の保存と救済の連携はどうあるべきか――国・地方公共団体・民間ネットワーク
基調講演 東京文化財研究所保存修復科学センター長 岡田 健氏
パネリスト 岩手県立博物館第二学芸課長 赤沼英男氏
      大槌町教育委員会生涯学習課長 佐々木健
      岩手歴史民俗ネットワーク事務局・岩手大学教授 菅野文夫氏
コメンテーター 歴史資料ネットワーク代表委員・神戸大学教授 奥村 弘氏
        静岡県教育委員会文化財保護課主査 笹原千賀子氏
司会 いわて高等教育コンソーシアム地域研究推進委員会委員長・盛岡大学教授 大石泰夫氏

○平成25年3月17日
第2部 公文書保存のあり方
パネリスト 国文学研究資料館准教授 青木 睦氏
      天草アーカイブ館長 金子久美子氏
      宮城学院女子大学教授 大平 聡氏
      長岡市立中央図書館文書資料室主任 田中洋史氏
司会 岩手歴史民俗ネットワーク副代表・盛岡大学教授 熊谷常正氏

第3部 震災に際しての図書館
パネリスト 帝塚山大学非常勤講師・前神戸大学附属図書館情報管理課長 稲葉洋子氏
      岩手県立図書館総務・サービス担当主任 齋藤力矢氏
      いわて高等教育コンソーシアム・盛岡大学准教授 千錫烈氏
司会 いわて高等教育コンソーシアム・富士大学教授 斎藤文男

■場所
テルルイズ 3階 「万葉の間」(盛岡市盛岡駅前通7-15)

■対象
市民一般、文化財関係者、県・市町村等行政関係者、図書館業務関係者、ほか

■問い合わせ先
盛岡大学総務部
〒020-0183 岩手県岩手郡滝沢村滝沢字砂込808
TEL:019-688-5555(代表) FAX:019-688-5577

 詳細はいわて高等教育コンソーシアムホームページ http://www.ihatov-u.jp/cgi-bin/topics/topics_shosai.cgi?sno=152 でご覧ください。