2012-04-25から1日間の記事一覧

W. G. アストン『神道』について(14)

第九章では、「神道はハーバート・スペンサーの言つた下の原理を説明してゐる。それは「社会進化の初の段階に於ては、人事と神事とに幾んど区別が無い」といふことである。天皇は最高の祭官でもあり、同時に帝王でもあつた。人事と宗教的儀式との間に明かな…