2008-01-01から1年間の記事一覧

事務局通信2008.12

12月6日・7日 神道宗教学会第62回(平成20年度)学術大会が開催されました。6日(土)には大会テーマ「雅楽の伝統」にちなんで國學院大學学生による舞楽実演がありました。曲目は振鉾、賀殿、五常楽。プロ顔負けのすばらしい演奏でした。 12月17日 藤原先生…

会報冬号(2008.12.1)

『日本学研究会会報』平成20年冬号を落手。藤原先生の「平成20年の述懐」を収録。今年の流行語大賞10傑に小林多喜二『蟹工船』が入ったことに始まり、お孫様の「おじいちゃん、太平洋戦争の話を聞きたい」の電話に、夜を徹して書かれた返事の概要が感銘深く…

HP更新2008.12

日本学研究会ホームページの藤原暹先生業績目録に「『五箇条の御誓文』の思想史的意義――『語彙』を中心に」(『神園』創刊号、平成20年)を追加更新しました。この論考は長年の研究教育の成果をもとに一「『五箇条の御誓文』の思想的前提」(1.本多利明の「…

明治聖徳記念学会紀要45号(特集:維新と伝統)

『明治聖徳記念学会紀要』復刊第45号(明治聖徳記念学会編刊、錦正社発売)が発行されました。「維新と伝統」特集号で、巻頭言「特集号に寄せて――明治維新140年・本会再発足20年に思う」(鎌田純一)のほか、今年6月開催のシンポジウム録「維新と伝統――近代…

藤原先生近況2008.11(3)

11月の上旬から中旬にかけてささやかな私的な生活にも煩わしい生活・生命権の問題の日々が続いた。高齢の部類に入ると自然に人間嫌いに陥って来るが、その中で若手ばかりでなくミドルもシニアも含めて全体的な「人間の喪失」を感じていた。 戦後間もなく『人…

藤原先生近況2008.11(2)

11月5日 木山孝子さんより封書。「源氏物語千年記念式典」(京都国際会館)参加を兼ねて平家物語の会の方々と秋の京都を旅行していたとの事。諸資料や記念切手も同封されている長文のお手紙であった。さぞや京都の味をも堪能された事であろうと思ったが、なか…

藤原先生近況2008.11(1)

11月 1、2、3日は門前の国立音楽大学の文化祭で賑わった。急速に寒さが襲って来て、小生宅でもスト一ブを新たに買い替えた。この前ずっと高値が続いていたガソリンや灯油がやや値段が下がってきた。佐藤一伯氏より返信がある。ブログ用の原稿(近況報告)を受…

藤原先生近況2008.10(3)

10月29日 土氏と森脇氏に礼状。森脇氏にほ『日本学研究 4号』の中里介山論を送った。 10月31日 夕刻、朝日放送の南氏より先日送ったコピーや『続・日本生活思想研究』の拙論のお礼を兼ねての電話があった。先生からお送り戴いた冊子の興味ある所はコピーを取…

藤原先生近況2008.10(2)

10月22日 昨日の石川桜所の件で南氏にコピーを送った。併せて、小生の旧論文冊子を参考までに同封した。なお、現在、小生は桜所ゆかりの人達の再調査をしていて、特に高松凌雲や彼とパリ万博に同行した山内六三郎を中心に上記論文の増補を進めている。意外な…

神道宗教学会学術大会(平成20年度)

12月6日(土)・7日(日)、國學院大學において、神道宗教学会第62回学術大会が開催されます。大会テーマは「雅楽の伝統」。6日13時より同大学渋谷キャンパス百周年記念講堂で東儀俊美氏(元宮内庁式部職楽部主席楽長)「雅楽と日本文化」、遠藤徹氏(東京学…

藤原先生近況2008.10(1)

9月27日 盛岡の鈴木幸彦氏より連絡あり。先に10月の予定をうかがっていた事への返事。10月中旬から下旬にかけては和賀地区の和算の研究会や古文書講座で日程が詰まっている由であった。再会はまたの機会に延期した。鎌倉の目黒氏より会報受理のハガキあり。1…

『神園』創刊号(平成20年10月)

明治神宮国際神道文化研究所の定期刊行物『神園』が創刊しました。「五箇條の御誓文140年・戊申詔書100年」の特集号で、本会代表の藤原暹先生が「『五箇条の御誓文』の思想史的意義」を寄稿しています。そのほか阪本是丸「五箇条の御誓文から戊申詔書へ」、…

宗教研究357号(特集:宗教批判の諸相)

日本宗教学会編『宗教研究』第357号(第82巻第2輯、2008年9月30日発行)は、「宗教批判の諸相」を特集して、島薗進「宗教学の成立と宗教批判――富永仲基・ヒューム・ニーチェ」、藤田正勝「宗教についての思索と宗教批判――西田幾多郎の思想を手がかりに」、磯…

日本思想史学40号

『日本思想史学』第40号(日本思想史学会編集発行、ぺりかん社制作発売、2008年9月30日)が発行されました。長崎での昨年度大会シンポジウム「日本思想史の問題としてのキリシタン――思想と暴力」の特集記録、「封建制論の変容」の研究史(今谷明氏)のほか、…

ホームページ更新

日本学研究会ホームページの?会誌『日本学研究』目次?の、創刊号「創刊号に寄せて」(47名の知人・教え子の寄稿)を更新しました。早いもので発会から5年が経ちました。

藤原先生近況2008.09(3)

9月19日 宮城・登米市博物館の酒井亜希子学芸員から先月贈った『続日本生活思想研究』(石川桜所関係の拙論を含む)の礼状。鈴木幸彦氏も交えていつかお会い出来ればともあった。今度、岩手県南〜宮城県北に行った時には訪ねたいとも思う。 9月21日 目黒氏よ…

会報秋号(2008.10.1発行)

『日本学研究会会報』平成20年秋号(10月1日)が発行となりました(会報担当は塚本寿美子さん)。藤原暹先生の「『時・処・位(機)』相応の思想(二)」、「近況報告」(7月9日〜9月29日)、「事務局からのお知らせ」(ブログ開設告知)が収録されています。

七友会だより27号

岩手大学人文社会科学部同窓会の会報「七友会だより」第27号が届きました。本年度は同窓会設立30周年記念行事にむけて会員住所の把握に努めているので、情報をお寄せ下さいとのことです。日本学研究会の関係者では前環境科学課程教授の井上隆義先生の寄稿「2…

藤原先生近況2008.09(2)

9月12日 事務局佐藤一伯氏より日本学研究会のホームペイジに連携したブログ開設の連絡を受ける。同意の手紙を送る。あわせて、7月からのブログ内容を作成して送った。なお、国際神道文化研究所の研究員今泉さんが取り組んでいる「戦後社殿復興に関する催事」…

御嶽神明社秋祭り

春の研究会を開催した御嶽神明社(岩手県一関市花泉町)の秋祭りが、10月19日(日)に開催されます。当日は先人顕彰太鼓保存会の奉納芸能や、火渡り祭などが執り行われます。

藤原先生近況2008.09(1)

7月 9日 広島の木山孝子さんから封書と「ヒトツバタゴ」の写真が届く 。不破関・南宮大社を訪ねたら、珍しい大木があり調べたという報。この方は平家物語の会にも参加されている。 7月 15日 八戸の本田敏雄氏から近況。『八戸市史近現代3巻』の原稿が揃いま…

明治神宮御社殿復興50年セミナー・シンポジウム

ことしは昭和33年の明治神宮社殿復興より50年。 記念行事として、?「東工大・藤岡洋保教授のレクチャーとガイドで学ぶ明治神宮 復興の社殿建築」(日時/10月11日〔土〕14:00〜16:30頃、場所/明治神宮社務所講堂〔講演後、御社殿を見学〕、定員50名)、 ?…

『日本学研究』論文募集

7月15日発行の会報でご案内のとおり、『日本学研究』第5号の投稿論文を募集中です。4月の研究会(於岩手・一関市花泉町)での発表の原稿のほか、広く論文・研究ノートなどを募ります。 投稿予定の方は、ワープロ使用の場合、書式は縦書でA4用紙1枚40字×30行…

ブログを開設しました。

このたび、日本学研究会(事務局)のブログを開設しました。従来のホームページと連携して、藤原暹先生の知人・教え子を中心とする日本学の交流がさらに深まるよう微力ながら努めてまいります。