藤原先生近況2008.10(3)

10月29日 土氏と森脇氏に礼状。森脇氏にほ『日本学研究 4号』の中里介山論を送った。
10月31日 夕刻、朝日放送の南氏より先日送ったコピーや『続・日本生活思想研究』の拙論のお礼を兼ねての電話があった。先生からお送り戴いた冊子の興味ある所はコピーを取らせて戴きましたが、返送致しましょうかと。あれは貴殿に差し上げた物です。何かに活用して下さい。ただ、こうした冊子も多くの方々の御協力で作られたものですので、もし誰かの論文を引用される場合には、その出典などは明記して下さいとは答えた。と言うのは、この冊子には7名の方々の力作論文が掲載されている。中でも、最近の産科医師問題のためか、首藤美香子さんの「江戸時代の出産観・胎児観」の論文への問い合わせが幾つもあるからである。(当時、首藤さんはお茶の水女子大学院在学中であった。その後、結婚されて 御主人の勤務の関係でアメリカに移られたと聞いたが、その後消息が判らない。彼女の問題意識が適確であった事は当時からも了解はしていた。)最近は個人情報の問題で簡単には首藤さんの消息を尋ねる事も出来ないのである。