小形利彦『私の三島紀行』

 元日本大学山形高等学校・中学校教諭の小形利彦先生より、ご著書『私の三島紀行』(大風出版、令和7年発行、四六判193頁)をご恵与いただきました。お心遣い誠に有り難うございます。
 山形県初代県令三島通庸(みしま・みちつね、1835-1888)、山形県公立病院済生館医学寮教頭を勤めたオーストリア人、アルブレヒト・フォン・ローレツ博士(Albrecht von Roretz, 1846-1884)、山形市旅篭町に鎮座する里之宮湯殿山神社の歴史に関する内容で、主な目次は次のようになっています。 

グラビア
はじめに
追悼 三島昌子さまの御霊に哀悼の誠を捧げます
第一章    三島通庸ゆかりの地を訪ねて
第二章    県都山形旅篭町誕生一五〇周年を迎えて
第三章    山形新聞「やまがた再発見」~三島県令とフォン・ローレツ博士~
第四章    三島弥太郎書簡の一考察
~御礼~

「歴史を学ぶ私にとって過去との出会いと見聞は「温故知新」の連続で、生きる力・事理の連鎖となりました」(はじめに)と述べられ、学問の尊さに感じ入りました。
 岩手大学名誉教授の藤原暹先生(ふじわら・のぼる、1933-2009)の教え子のご縁により、数々の御学績に勉強する機会を頂戴しまして改めて深く感謝申し上げます。
 小形先生には、どうかご健勝で日々をお過ごし下さいますよう切にお祈り申し上げます。

令和7年 白澤神社御例(おためし)

白澤神社おためし神事 宮司祝詞奏上 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 おためし行事 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 藁で粥を炊き上げる 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 炊き上がった粥 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 占定の行事 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 占定書の作成 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 宮司による託宣 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 総代長挨拶 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 占定書 令和7年1月11日

白澤神社おためし神事 参列者への礼状 令和7年1月11日

 一関市藤沢町西口字白沢の白澤神社(小野道教宮司、皆川敬一総代長)で、令和7年1月11日(土)午後6時より、筒粥の神事「おためし」が行われました。

 一関市指定無形民俗文化財「おためし神事」は、粥占いの一種で、竹筒と米、塩を鍋に入れて炊き、竹筒の入った米粒の数で天候や作柄を占う伝統行事です。

 500年にわたり、一年の平安と農作物の豊作を願う伝統行事とされ、コロナ禍を経ても参列者が絶えることなく、昨年より地区内の小学生も参加しています。一関市長代理、地元の県議会議員、市議会議員、地元関係者とともに、小生(岩手県神社庁教化副委員長・佐藤一伯)も玉串拝礼をさせていただきました。

(撮影機材:NEX-3、SEL24F18Z)

オリエンテ美術館「日本:祭りと儀式」展

 ポルトガルの首都、リスボンのオリエンテ美術館で、「日本:祭りと儀式」展が、2024年(令和6年)12月31日まで開催されています。

 日本・ポルトガル友好480周年記念事業として開催されている展覧会で、日本の伝統的な祭りや儀式が、日本社会にどのような役割を果たしているのかに焦点を当てています。

 海外に留学していた家族が、昨年現地で観覧してきました。

www.foriente.pt

youtu.be

 

乃木神社御鎮座百年記念『乃木神社御鎮座之記』

乃木神社御鎮座之記』

 乃木神社社務所様より、『乃木神社御鎮座之記』(編集:乃木神社御鎮座之記編纂委員会、編集協力:國學院大學研究開発推進センター、乃木神社・令和5年11月1日発行、B5判上製・箱入、307頁)をご恵与いただきました。誠にありがとうございます。

 令和5年(2023)の乃木神社御鎮座百年の奉祝記念事業の一環として編纂が進められ、神社の百年史となる本書が刊行されたものです。

 3月24日(日)には、乃木神社國學院大學研究開発推進センターの共催による刊行記念講演会(講師:宮本誉士教授、半田竜介助教)が國學院大學学術メディアセンター常磐松ホールで開催されるそうです。

nogijinja.or.jp

【お知らせ】国際シンポジウム「受け継がれし明治のドレス」

 

 昭憲皇太后百十年祭記念・昭憲皇太后大礼服研究修復復元プロジェクト・国際シンポジウム「受け継がれし明治のドレス」が、令和6年(2024)4月6日(土)に明治神宮会館で開催されます。

 現存最古の大礼服(大聖寺所蔵)の修復・復元プロジェクトに携わった研究者や専門家が一堂に集うシンポジウムです。明治神宮ミュージアムでは、4月6日(土)から5月6日(月)まで、大礼服が立体展示されます。

 シンポジウムの参加費は1,500円(要申込)で、明治神宮ミュージアムの特別展(前期展:4月6日~5月6日)の入館料が1回無料になるチケットが進呈されます。

 チラシの二次元コードか、明治神宮ホームページの最新情報よりご応募下さい。

www.meijijingu.or.jp

 

 

白澤神社筒粥の神事「おためし」

 一関市藤沢町の白澤神社(小野道教宮司、皆川敬一総代長)で、令和6年1月13日(土)午後6時より、筒粥の神事「おためし」が行われました。

 一関市指定無形民俗文化財「おためし神事」は、粥占いの一種で、竹筒と米、塩を鍋に入れて炊き、竹筒の入った米粒の数で天候や作柄を占う伝統行事です。

 500年近く続く、一年の平安と農作物の豊作を願う伝統行事とされ、コロナ禍を経ても参列者が絶えることなく、とくに今年は地区内の小学生も参加していました。

白澤神社筒粥の神事「おためし」 宮司祝詞奏上 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 おためし行事 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 藁で炊き上げる粥 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 炊き上がった筒粥 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 いてんの儀式の所役 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 占定の行事 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 占定書の作成 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 占定書 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 総代長が占定書を発表 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 宮司による託宣 令和6年1月13日

白澤神社筒粥の神事「おためし」 参列者への礼状 令和6年1月13日

 ブログ筆者(佐藤一伯)は、岩手県神社庁理事・教化副委員長として玉串拝礼し、直会で祝辞を申し上げてきました。

『岩手日日』令和6年1月15日の記事

(おためし神事の撮影機材:α99、minolta50mmf1.7)

一関から世界へ!「絵本作家育成講座」受講生募集

 一関市から世界へ飛躍する人材育成を目的に、講師に世界的な評価を受けている造本作家・デザイナーの駒形克己さん(市内在住)を迎え、絵本作家育成講座が開催されます。全6回の講座により、イタリア・ボローニャ国際児童図書展「国際絵本原画展」への応募作品を制作します。

  • 募集期間 令和5年8月8日(火)から9月9日(土)まで(郵送の場合は当日消印有効)。
  • 応募資格 16歳以上の一関市民もしくは令和6年9月までに一関市への移住を希望される方。
  • 定員 10名程度。
  • 講座内容 全6回(すべて会場は一関図書館「学習室」)、講師によるマンツーマン指導、出品作品5点の制作(サイズ自由 最大B3まで)。
  • 受講料 一般(各1回)2,000円×全6回=12,000円、高校生(各1回)1,000円×全6回=6,000円。
  • 選考 応募書類による一次選考を行い、選考結果を9月16日(土)にお知らせします。合格者は9月30日(土)に面接による二次選考を行います。
  • 応募方法 A4サイズ一枚程度に、志望動機、略歴、これまで制作した作品3点ほどの画像を添付、応募期間内に下記まで持参またはご郵送下さい。「〒021-0884 一関市大手町2-46 一関市立一関図書館 企画管理係宛」(郵送の場合は、「絵本作家育成講座申込書在中」と朱書き)
  • 詳細は、一関市および一関市図書館のホームページをご覧下さい。  

www.city.ichinoseki.iwate.jp