元日本大学山形高等学校・中学校教諭の小形利彦先生より、ご著書『私の三島紀行』(大風出版、令和7年発行、四六判193頁)をご恵与いただきました。お心遣い誠に有り難うございます。
山形県初代県令三島通庸(みしま・みちつね、1835-1888)、山形県公立病院済生館医学寮教頭を勤めたオーストリア人、アルブレヒト・フォン・ローレツ博士(Albrecht von Roretz, 1846-1884)、山形市旅篭町に鎮座する里之宮湯殿山神社の歴史に関する内容で、主な目次は次のようになっています。
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はじめに
追悼 三島昌子さまの御霊に哀悼の誠を捧げます
第一章 三島通庸ゆかりの地を訪ねて
第二章 県都山形旅篭町誕生一五〇周年を迎えて
第三章 山形新聞「やまがた再発見」~三島県令とフォン・ローレツ博士~
第四章 三島弥太郎書簡の一考察
~御礼~
「歴史を学ぶ私にとって過去との出会いと見聞は「温故知新」の連続で、生きる力・事理の連鎖となりました」(はじめに)と述べられ、学問の尊さに感じ入りました。
岩手大学名誉教授の藤原暹先生(ふじわら・のぼる、1933-2009)の教え子のご縁により、数々の御学績に勉強する機会を頂戴しまして改めて深く感謝申し上げます。
小形先生には、どうかご健勝で日々をお過ごし下さいますよう切にお祈り申し上げます。