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長沼友兄「明治期における東京養育院立地場所の変遷について」と小平美香『昭憲皇太后からたどる近代』


 本日は、長沼友兄先生より論文「明治期における東京養育院立地場所の変遷について――補論「養育院への松平定信誓願文寄贈とその後」」(『東京社会福祉史研究』第8号、2014年5月抜刷)を、明治神宮国際神道文化研究所より小平美香先生の『昭憲皇太后からたどる近代』(ぺりかん社、2014年4月)をお贈りいただきました。お心遣いに感謝申し上げます。
 かねてより明治期の児童社会福祉事業(感化事業・教護事業)をめぐる社会事業史研究を進めてきた長沼先生の今回の論文は、明治5年(1872)に設立されその後移転を繰り返しながら明治33年(1900)に感化部を併置するに至った東京養育院のその都度の立地場所について調査したものです。
 昭憲皇太后百年祭記念出版である小平先生の著書は、明治神宮国際神道文化研究所発行の『神園』への連載論考を一冊にまとめたもので、「「女学」のすすめ」、「「絹」――皇后の殖産興業」、「「慈愛と博愛」――皇后の福祉事業」、「明治の皇后」の4章で構成されています。
 両作品には近代の社会福祉という重要なテーマが共通して扱われているように思われます。